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経済的理性の狂気

経済的理性の狂気


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グローバル経済の行方を〈資本論〉で読み解く

グローバル資本主義の構造と狂気に迫る“21世紀の資本論”

マルクスだったら、グローバル資本主義をどのように分析するか?“現代のマルクス”ハーヴェイによるスリリングな挑戦……(『ガーディアン』紙)

■デヴィッド・ハーヴェイ(序章より)
 マルクスが特に関心を寄せたのは、資本主義には強い危機/恐慌の傾向があると思われた、その理由である。 彼は1848年や1857年に恐慌を直接体験したが、これらは、戦争や自然の希少性や不作などといった外的衝撃に起因したものなのか? それとも、破滅的崩壊が不可避となるような資本それ自体の仕組みでも何かあったのか? この疑問は、依然として経済学的探究につきまとっている。
 近年の世界金融危機以来、グローバル資本主義が嘆かわしい状態にあって、理解しづらい軌道をたどっていることを考えると、マルクスが何とかして解明せんとしたものを再検討することは、時宜にかなっているように思われる……。

著者:デヴィッド・ハーヴェイ 監訳者:大屋 定晴(オオヤ サダハル) 発行:作品社  縦書き・ページ数:328 ISBN:9784861827600   [2020年1月10日第3刷]

☆綻びが出始めた資本主義をマルクス的視点で読み解きます。コロナ禍やロシア・ウクライナ戦争前の本なので、あらためてグローバル経済を検証してみてはいかがでしょうか?