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イノベーションの競争戦略

イノベーションの競争戦略


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優れたイノベーターは0→1か? 横取りか?

 イノベーションを横取りする企業、取り逃す企業、連続して起こす企業、どこが違うのか?

 世の中に存在しなかった画期的な発明やサービスを生み出すことは、企業におけるイノベーションの必要条件ではない。それよりも新しい製品サービスを消費者や企業の日々の活動や行動の中に浸透させることこそがイノベーションの本質である。
 筆者たちはこれを行動変容と呼ぶが、これこそが企業がイノベーションを起こすためのカギとなる。そのことをみんなに知ってもらいたいという想いが『イノベーションの競争戦略』の執筆の動機となっている。

 イノベーションを世の中になかった商品・サービスを生み出すことと考えると、「イノベーションの競争戦略」は奇異に感じるかもしれない。
 しかし、イノベーションとはいかに顧客の行動変容に至るかの競争なのだ。顧客の価値観や行動を変え、次世代の社会の常識を創ることで、自らがゲームチェンジャーとして新しい市場やビジネスモデルを創造することができる。競合他社に対する圧倒的な優位性を築くことができるわけだ。
 さらに重要なことは、競争戦略の視点をもつことで、イノベーションに対する企業の取り組みが変わることだ。技術革新ではなく顧客の行動を変化させることをゴールとして取り組むのであれば、そのプロセスは一変することになる。イノベーションの競争戦略とは、顧客の行動を引き起こし、市場における優位性を築くことである。本書では、そのメカニズムを明らかにすることにフォーカスを当てる。

編著者:内田 和成(ウチダ カズナリ) 発行:東洋経済新報社  縦書き・ページ数:264 ISBN:9784492534496   [2022年4月21日発行]

技術革新がすべてではなく、行動変容こそがイノベーションであるというスタンスで、先端技術を取り込んだ先発が後発に負けた事例など取り上げながら、その本質に迫ります。起業家・ビジネスパーソンの方に。